http://www.city.tsuchiura.lg.jp/page/page004491.html
子どもたちは、8:30に土浦市役所に集合。大池には9:30に到着でした。
メニューは、魚釣りと小川での生きもの採取です。
魚釣りでは、ミミズの餌をつけられない子たちもいましたが、すぐに、ブルーギルがつれて、自分もと熱中。皆、ブルーギルやブラックバスが釣れて満足ですが、途中で、針を取られたり、飲み込まれたりして、環境保全課の方たちは大忙しでした。
小川の生きもの採取では、長靴を履いていない子もいて(周知不足でした)、陸から、網を伸ばして掬っている子もいました。こちらは、色々なものが獲れました。
魚は、ブルーギル、ブラックバス、クチボソ、ヨシノボリの類、ドジョウ。
貝は、ヒメタニシ、イシガイ、タイワンシジミのほか、カワニナの類、モノアラガイの類。
このほか、ガムシ、アカムシ、何かの幼虫、そして、なんといっても、大発生しているアメンボウ。
皆が掬った生き物を、分類して、観察。ヨシノボリの類には、吸盤みたいなものがありましたね。カワニナの類はゲンジボタル、モノアラガイの類はヘイケボタルの幼虫の餌になるので、宍塚の里山でもホタルが見られるようになるといいですね。
この後は、外来魚であるブルーギルやブラックバスを解剖して、胃の中を観察。最初は、できないといっていた子たちも、器用に解剖するようになりました。そうですよね、いつも、魚を食べていて、お母さんたちが、調理をするのをみているのですから、できないはずがありません。
さて、胃の中身ですが、ブラックバスの胃の中からは、ブルーギルのこどもやドジョウなどもでてきました。ブルーギルからは、アカムシやヤゴ?、ザリガニなどがでてきました。
ブラックバスの大きな口や歯を確認。ブルーギルと比べてみました。
ブルーギルは、背びれなどを触ってみました。とても硬くて、触ると痛かったですね。これは、ブラックバスなどに襲われたときに、飲み込まれにくくするのに役に立つようです。ブルーギルの名前の由来になった鰓(ギル)が青くなっていうことも確認しました。
このほか、特定外来生物や生態系被害予防外来種に指定されているウシガエルやアメリカザリガニも観察し、後は、上高津ふるさと歴史の広場の資料館でまとめが行われました。
by yamasanae
※子どもたちと一緒に、いろいろ楽しんだり、合間に、オオヤマトンボを捕まえたり、ウチワヤンマを見たり、アカボシゴマダラ(これも生態系被害防止外来種)を追い掛けたりと、忙しかったので、写真がほとんどありません。
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